第1437回例会

「三菱UFJ銀行での活動と現在の行政書士業務につい て」 湯本泰子様

<自己紹介> 大学卒業後、UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)へ就職。資 産運用営業や中期経営計画のプロジェクト推進業務に役 付者として携わる。妊娠・出産を経て行政書士資格を取 得し、ゆもと行政書士事務所を開業。確かな金融知識を 活かし「お金」に関するお悩みごとを解決すると共に、 生き生きと暮らせる地域作りを目指しています。

■三菱UFJ銀行での業務1年目~ 3年目

旧UFJ銀行入行(三和銀行+東海銀行が合併して3か 月)→資産運用営業を担当 3店舗統合を経て開店から10分で80人待ち=「混乱期」

どのような環境でも最後までやり遂げる力全国2位/ 5,000人の営業実績 顧客のニーズをくみ取 る傾聴力ニーズに即した提案をする力

■三菱UFJ銀行での業務3年目~ 7年目 再び合併?! 広報業務の担当へ 最初の業務は合併延期謝罪記者会見/新銀行の行内融和 のための活動がミッション 引き続き混乱期 カラーの違う銀行同士の合併で本部機 能・現場は混乱=「三菱東京UFJ銀行(当時)」として の行内融和が課題→どのような環境でも課題を解決して いく能力新広報業務の立ち上げ 課題=行内融和 すべてが立ち上げ業務→0から作り上 げていく実行力 ・広報誌(40ページ5万部・季刊誌)を企画し、発行業 務を新規立ち上げ→全国の支店を取材し行内融和を推進 するツールとして一助を担う ・英文雑誌(20ページ2万部・季刊誌)を全て1人で企 画し立ち上げ→ナショナルスタッフの新銀行としての意 識を高めることが目的・広報業務のデジタル化推進

■三菱UFJ銀行での業務7年目~ 10年目 企画業務の担当へ 課題=本部機能のES(Employee Satisfaction)向上

・新システムの立ち上げを実現:リテール部門営業行員 1万人の実績管理システム/銀行・信託・証券との情報 連携システム 他→業務効率化の実現 課題を発見し解決していく能力/担当部署・現場・協力 会社に対する調整能力

・ポータルサイト立ち上げ→手引き・通達などをまとめ、 本部の問い合わせ対応を激減させる

■三菱UFJ銀行での活動10年目~ 中期経営計画の担当へ 課題=銀行の収益を上げていく プロジェクトチーム内で役席として新しいビジネスモデ ル構築 ・1次フェーズ30億円規模 ・2次フェーズ10億円規模 今まで経験した全ての業務で培った・傾聴力・課題解決 能力・0から作り上げていく実行力・調整力 全てを発揮するプロジェクト ・新組織立ち上げ(600人規模) ・新システム立ち上 げ(既存システムとの連携)・行内への周知・調整業務

(説明会・マニュアル作成) ・顧客への周知活動(TEL・ DM) ・収益を生み出す企画を打ち出し(収益計画・ マーケティング・データ集計) ・新組織のモチベーシ ョン向上施策(表彰制度) 2年で投資を回収し、収益化を実現 プロジェクトを軌道に乗せることに成功

■銀行員から行政書士へ

家族都合で長野県へ そして出産を経験。銀行の経営 企画に携わった経験、確かな金融知識を活かして 地域に密着して仕事をしていくことを決意⇒行政書士 資格の取得を決意 経営者の最大の関心事の一つである「お金」、経営者 の方に直接会うことができ、その悩みに寄り添い、解決 することができる。お客様の業務の転換期に伴走できる 資格

■行政書士資格を取得・「ゆもと行政書士事務所」開業

◎行政書士業務

「金融知識+法律知識」でお金に対するお困りごとを解 決していく <事業者様向け> 補助金サポート+資金繰りのご相談 →事業者様の想いを「傾聴」し、その実現に向け企業の 成長を助ける <個人の方向け> 生前対策の重要性を広める活動 セミナー開催 ・認知症対策 ・障がい者の親なき後問題 生前対策の一つである ・家族信託・遺言 普及のため の活動 いざというときの財産管理に困ることのないように ■現在の活動での想い 銀行出身であり、様々なプロジェクトを推進してきた 経験を活かし、「金融×法律」 確かな知識をもとにしてお客さまのお金に関するお悩 み事を解決する手助けをして「生き生きと暮らせる地域 を作っていきたい」そんな想いで活動を続けています。